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【静鉄タクシー】おもてなしのタクシーで静岡の魅力を再発見!

2015/04/20 [04月20日号掲載]

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 静鉄タクシー㈱(静岡市駿河区南八幡町25─25、八木善一郎社長)では、〝顔の見える〟公共交通機関として、接遇を重視した各種サービスを提供している。

 おもてなしの原点は顧客目線に立つこと。静鉄タクシーでは、利用者の声に耳を傾け、陣痛タクシーやおけいこタクシーなど〝あったら便利〟というサービスを積極的に導入しているほか、運転士の安全教育や接客研修にも力を入れており、〝地域の人たちから必要とされるタクシー会社〟を目指している

 春の行楽シーズン、徳川家康公四百年祭記念事業を中心に、イベントが目白押しだが、同社でも観光向けのサービスを充実させている。その一つが、タクシー利用者に日本平ロープウェイの割引券を配布する特典や、久能山東照宮での観光ボランティアの手配を代行するサービスだ。「予約時に申しつけいただければ、久能山東照宮参拝時に境内をご案内する観光ボランティアの手配の代行もいたします。ただし、予約状況や日時によりご要望にお応えしかねる場合もありますのであらかじめご了承ください」

(同社営業部)。

 静鉄タクシーによると、JR静岡駅など静岡市中心街から日本平山頂に向かう観光目的のタクシー搭乗者は、日本平を観光した後、日本平ロープウェイを利用し、久能山東照宮を参拝。久能方面に下山し、清水区に向かい三保の松原や清水港を訪れるケースが多いという。同社では、そうしたロープウェイの片道利用者向けのサービスとして、予約した時間に日本平山頂ロープウェイ駐車場の静鉄タクシー乗り場や久能山下にタクシーを待機する体制も整えている。「見どころの多いエリアですので、お昼を挟んだ観光の場合には食事処のご案内もしております。また、地元のお茶農家に立ち寄って、ゆっくりとお茶とお菓子を楽しむプランなども用意しております。運転や駐車場を気にすることもありませんので、遠方からお友達が訪ねて来られた際など〝一味違った観光地巡り〟にタクシーをぜひご利用ください」。

●問い合せ、054・284・2111