ふじのくに加工野菜協同組合(静岡市葵区下1108─8、鈴木貴博代表理事)は、同組合の活動に共感し、支援してくれる賛助会員を募集する。同組合は首都圏に近い立地条件を生かし、わが国における国産自給率の安定と県内における農地の有効利用のため、加工業務用野菜や地域特産物の安定供給と農業振興を目指している。
現在、同組合は18人の生産者で構成されており、生産者の合計栽培面積は露地面積300ヘクタール、施設3ヘクタールを有する。鈴木代表理事は「“ふじのくに”静岡県で美味しい野菜を県内はもとより、日本全国の皆さまに食べていただきたいという思いがあります。また、輸入物に偏ってきている加工農産物を国産にシフトしていきたいという生産者としての責務や組合による協同購入によって資材をはじめとした経費を削減するほか、往復コンテナを使用したり、大型チャーター便を活用するなどにより物流コストを大幅に低減させることで、良質な加工野菜を適正な価格で提供したいという思いがあります」と話しており、同組合は加工業務用野菜の普及促進、農業のICT化の普及推進などをテーマに、組合の成長をはかりながら、自社農園の事業を行っている。
また、賛助会員の年会費は5万円、正会員(農家限定)の年会費は1万円となっており、組合員への営業が可能なほか、年4回開催する県内外の篤農家への視察同行や定期総会の勉強会などに参加できる。なお、入会は随時受け付けており、会員期間は4月1日から翌年3月31日までの1年間。毎年2月に更新の案内をする。「私ども組合が掲げる夢・理念を共有できる賛助会員と正会員(農家限定)を募集しています。ふじのくに静岡県の農業をみんなで盛り上げていきましょう」と鈴木代表理事は意気込む。
●問い合せ、080・1614・2271
(ふじのくに加工野菜協同組合事 務局 常務理事 市川武史)