㈱ＣＳＡ不動産（静岡市葵区御幸町３─21、小島孝仁社長）は、企画・リーシングを手がけたDen bill内に貸しホール『CSA HALL Den bill』を７月12日にオープンする。これまで培ってきたノウハウを生かし、貸し会議室以外にも新しい不動産活用の方法を提案していくため、イベントホールの企画運営事業を強化する。
同社では貸しビルオーナーを対象に、空き部屋を有効に活用する一つの手段として、顧客が“必要な時に必要なだけ使うことができる”をコンセプトに、貸し会議室やシェアオフィスを開設してきた。今後はこれにイベントホールを加えることで、ラインアップの強化を図る。小島社長は「これまで中心市街地で行われるイベントや展示販売会などは、ホテルを会場に行われるケースが多かった。しかしイベントを主催する側の利便性や、より気軽に参加できる雰囲気づくりを考えると、中心市街地にあり、１日単位から半日、数時間単位で利用できる柔軟性と手頃な価格を設定できれば、新たなニーズの掘り起こしと新規顧客の獲得に繋がる」と話す。これまで中心市街地にはなかった貸しホールをオープンさせることで、「会社説明会や新商品の展示販売会、静岡に進出する企業にはテスト販売を行うショーケースとしての活用など、利用する企業には選択肢の幅が広がるはず」と期待を寄せる。
７月12日には、ＣＳＡ不動産と“ＡＯＩ ＢＲＥＷＩＮＧ”を展開するベック、ウイスキー蒸留所の建設を進めるガイアフローの３社がタッグを組み、オープニングイベントを開催する。当日は、クラフトビールやウイスキーが飲める５枚綴りのチケット（１５００円）を会場内で発売し、オープンを盛りあげる。
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