カラオケ店舗向けPOSシステム“スーパースター”でナンバーワンシェアを持つ、POSシステムメーカーの㈱スターランド(藤枝市青木3─14─1、樽井勉社長)はこのほど、スーパースター新シリーズとして、カラオケ店舗向けにクラウド版をリリースした。既に、大手カラオケメーカーの直営店130店舗に採用されており、同社では今後、業界スタンダードシステムとしての普及を本格化する。
“クラウド版スーパースター”では、売上データ、商品データ、顧客データ、勤怠データなどがリアルタイムに閲覧できるため、現在の状況から即時にデータ分析が可能となる。また、クラウド上のサーバーでプログラムと売上等のデータを全て一元管理しているため、店舗POSにはプログラム搭載が不要で、メンテナンス性が格段に上がっている。全国チェーン店をはじめ、中小チェーン店にとっても待ち望んでいた仕組みとなっており、セルフオーダーやクレジット端末、フェリカリーダー等、豊富な周辺機器にも接続が可能となっている。セルフオーダーは、今回導入した全国チェーン店でも接続されており、“スーパースターNAVI”として居酒屋、焼肉店等さまざまな業態で全国に普及している。
今後、クラウド版はアミューズメント施設向け、温浴施設向け、キッズ施設向けバージョンに順次対応させ、スーパースター全シリーズにラインナップさせる。樽井社長は「空席情報、オーダー状況、来店状況がリアルタイムで把握できるので売上の向上・集客対策がすぐに取れる。攻めの営業には最適なシステムです」と普及に自信を見せている。