㈱しずおかオンライン（静岡市葵区追手町３─11、海野尚史社長）は、マイホームを建てたい顧客と地元工務店を繋ぎ、成約までをサポートする成果報酬型ビジネスモデルの構築において、経営革新計画の承認を取得した。広告宣伝費や専属の営業担当者など、集客に経費をかけられない地元工務店と住宅を建てたいユーザーとの“橋渡し役”を目指す。
家づくりとライフプランのパートナー探しをサポートする窓口として『ｗｏｍｏカウンター』を設置。“家づくり”や“マネープラン”をテーマに、個別相談や各種セミナーを開催する。同社によると、住宅を建てるにあたり公平中立な視点で相談できる第三者的な機関が少ないこともあり、その受け皿や、集客に苦慮する地元工務店への営業支援サービスに繋げていきたいと考えている。今後は行政との連携も模索しながら、ライフプランに関する困り事をワンストップで相談できる“家づくりとマネープラン”の総合案内窓口としての役割を担っていきたいと言う。
『ｗｏｍｏカウンター』では、月平均12～15件ほどの個別相談を行っている。なかでも親との同居や相続問題、空き家対策などに関する相談が多く、マイホームを建てたいけれど何をすればいいのか分からない、土地の選び方を教えてほしいといった問い合わせが多いことから、毎月１回のペースで“ｗｏｍｏセミナー”を10月から開催する。室長の三輪謙太郎氏によると、「ゆくゆくは成果報酬型ビジネスモデルのノウハウを他業種にも展開していきたい」と話す。フリーペーパーとＷｅｂサイトによる“ｗｏｍｏ”のブランド力を生かし、相談に訪れる顧客に対して最適な情報やサービスを提供していく。
●問い合せ、０５４・２５５・１０３３