『焼肉飯店 京昌園』を運営する㈲京昌園（富士市瓜島町52、金岡元泰社長）は、静岡市の中心市街地に『焼肉飯店京昌園 静岡呉服町店』を来春オープンする。新店舗の所在地は、静岡市葵区呉服町２─８─２。静岡市の中心市街地では、最も人通りの多い場所の一つ。
“静岡呉服町店”は、浜松市内や沼津・三島エリアなど、県内全域への出店を視野に入れた『焼肉飯店京昌園』の旗艦店となる。“静岡紺屋町店”では対応できなかった１００人収容できる大宴会場を完備するほか、メディア戦略にも力を入れる。地元テレビ局などに協力を仰ぎ、「“静岡呉服町店”から情報を発信していきたい」と金岡社長は意気込む。京昌園ブランドを強化するための番組づくりなど、県内全域に『焼肉飯店京昌園』のブランディングをはかる。
その取り組みの一つが、コンビニエンスストアとのコラボレーション。２年連続で焼肉弁当とおにぎりを販売。好調な売れ行きで、店舗のない浜松市や沼津市で購入したユーザーからも実店舗で食べてみたいと、うれしい反響を得た。
また、“肉バル”をコンセプトに黒毛和牛と有機野菜、そしてソムリエが提供するワインが味わえる『ＮＩＫＵＢａｒ ＩＬ ＴＡＶＯＬＯ』（静岡市葵区呉服町２─４─６）が１周年を迎えた。売上も順調に推移していることから、来年には富士市内に出店の準備を進める。今後は多店舗化も視野に事業を展開していく。
京昌園は富士市を中心に、東部地区では知名度と人気のある焼肉専門店として50年の歴史を誇る。安心・安全な国産食材にこだわり、金岡社長が自信を持って仕入れた食肉だけを提供する。中部地区では２０１２年に初出店した“静岡紺屋町店”と“静岡瀬名川店”も前年比を上まわる堅調な伸びを示している。