㈱アイドラッグ(静岡市葵区西瀬名町21─16、石川優子社長)は、センサー型見守りサービスでは国内トップシェアを誇る立山システム研究所と提携し、介護保険に頼らない“元気なお年寄り”をサポートする地域密着の『見守りサービス』をはじめた。立山システム研究所が開発した24時間緊急通報システムを使って、1人暮らしのお年寄りや高齢の夫婦など、家事や買い物など身の回りのことが困難になってきた高齢者の生活を支援する。
『見守りサービス』は、看護師や保健師などの専門知識を持つスタッフが、24時間待機するコールセンターにつながる見守り連絡装置のほか、天井やリビング、寝室に熱感センサーを設置し、6時から10時までの間に一定の熱量を感知しなかった場合には、アイドラッグに連絡が入り、直ちに駆けつける『お元気センサー』や、脱衣所やベッドなどにも置けるペンダント型連絡機の3つがセットになった“見守り連絡システム”となっている。このシステムで連絡があれば、アイドラッグの社員や地域で連携している民生委員が利用者の自宅に訪問して安否確認や健康相談、身の回りの困り事などを聞く。これに月1回の定期訪問サービスが付いたセットで月々3980円(税別)で請け負う。現在、『お元気センサー』と連動して消防署に通報する自動火災報知器も付いて3カ月間無料のキャンペーンを実施中。
石川社長によると、このような事例は静岡市内でもめずらしく、調剤薬局やデイサービス、居宅介護支援事業などを展開する同社の強みを生かし、約8割といわれる非介護認定者が安心して暮らせる日常生活の支援や介護予防につなげていく。「静岡市内にある8つの調剤薬局をキーステーションに静岡市内全域をカバーしていきたい。38年間に亘り地域の医療や福祉に携わってきたノウハウを生かし、元気に暮らすお年寄りの安心な暮らしを守りたい」。
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