㈱原川土木(焼津市五ケ堀之内974─1、原川博邦社長)はこのほど住宅販売事業に乗り出した。現在本社敷地内に第1号となる新築住宅を建築中で、完成後の3月19日~20日には見学会を開催し、オープンハウスとして一般公開する。
住宅事業を始めるにあたり、同社では社内にプロジェクトチームをつくり、新たなブランド“UN─FACTORY(アンファクトリー)”を立ち上げた。「私たちが目指すのは、これまで住宅市場にありそうでなかった“かっこいい住宅”。本当に満足のいくかっこいい住宅は、生産性を追求するだけの工場からは生まれないという思いから、ブランド名を『アンファクトリー』と名付けました」(原川社長)。
オープンハウスのテーマは“シンプル和モダン~ZEN~”。落ち着いた和風の2階建て住宅で、女性の畳職人が製作したオリジナル畳やワインセラーなど、施主の要望を取り入れた和と洋のテイストが融合した住まいに仕上げた。生活雑貨のカーサとコラボレーションしたインテリアも見どころになっている。原川社長は「家を建てたいと思い、住宅会社を探したのに結局見つからなかったという、自分の体験が事業のヒントになった。これからお客さまと一緒に、理想の住まいづくりを実現していきたい」と意欲を見せている。
オープンイベントも同時開催
オープンハウスの公開に合わせ、3月20日には“土木土木(どきどき)マルシェ”を同所で開催する。当日は建設機械の展示撮影会や工事現場体験などのほか、ラテアートやおやき、石窯ピッツア、たこ焼き、ガーデニング雑貨など約20店舗が出店する予定。同社では「ご家族連れでぜひご来場ください」と話している。時間は10時~15時。
- 問い合せ、054・629・4380