宝飾品・時計販売の㈱タカラ堂（静岡市葵区呉服町２─４─４、植松昌美社長）は、創業85周年を迎えた。これを記念して、世界を代表するダイヤモンドブランドの老舗であるロイヤル・アッシャー・ダイヤモンド製のオリジナルティアラを取得した。
偶然にもタカラ堂がロイヤル・アッシャーを静岡の地で販売してから50周年の節目でもあることから、日本国内におけるロイヤル・アッシャーとのパートナーシップをより強固なものにする意味でも、３０００万円のダイヤモンドティアラを取得することにしたと、経営企画部の植松宏高氏は話している。
取得したダイヤモンド ティアラ“レディエント”は、カリナンⅠ世が飾られた王笏をイメージしている。そして、ハートが左右に広がっていくようなデザインは、幸せな二人の未来を、より明るく照らすという想いが込められている。総カラット数は11・62ｃｔ。今後はタカラ堂で婚約指輪や結婚指輪を購入した顧客に貸し出す予定（有料）。ロイヤル・アッシャー・ダイヤモンドのティアラは日本に２つだけ。１つは銀座のロイヤル・アッシャー・ダイヤモンド直営店に。貴重なもう１つが、静岡のタカラ堂にある。ここ数年、ミス・ユニバース日本代表の歴代ファイナリストの頭には、ロイヤル・アッシャーのダイヤモンドティアラが光り輝いている。
当面は静岡県内の式場での結婚式に限り、結婚式当日にタカラ堂から専属のスタッフがデリバリーする。植松氏は、「静岡の皆さまにご愛顧いただき85周年を迎えることができました。その感謝の意味も込めまして、地元静岡の皆さまに喜んでいただければ嬉しい」と話し、「一生に一度のセレモニーをよりドラマチックに、そして、想い出に残る１ページとなるお手伝いをしていきたい」と言う。
●問い合せ、０５４・２５４・０１４１