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【静岡×カンヌ×映画プロジェクト実行委員会】 シズオカ×カンヌウィーク2016が閉幕 来場者数は14万5000人

2016/06/05 [06月05日号掲載]

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5月7日から22日までの「シズオカ×カンヌウィーク2016」が閉幕した。主要3会場の登呂会場(5月7日)、七間町名店街会場(5月14日、15日)、清水マリンパーク会場(21日、22日)の来場者数合計は、約14万5000人となった。

 21日、22日に開催した清水会場ではにぎわうフランスのマルシェ(市場)をイメージし、市内外の飲食店や花屋など54店舗がテントを連ねた。会場には、フランス料理やワイン、手作り雑貨などが並んだ。来場者は海風が吹く会場を満喫した。また、22日の日没後には巨大スクリーンで米国映画「トゥルーマン・ショー」を上映し、約1000人が海辺で観る野外上映を楽しんだ。

 シズオカ×カンヌウィークは、毎年、本場のカンヌ映画祭と同時期に開催している。期間中には名画など約30本の無料上映が行われた。映画を中心に文化・芸術に触れてもらうことを目的のひとつとしている。さらに同イベントに合わせ、七間町や鷹匠、清水駅前銀座など30を超える連動企画が行われるなど、長期間にわたり市内全域で開かれる市内唯一の祭典となっている。

 静岡市とカンヌ市が姉妹都市であることをフックに、2010年に七間町名店街を舞台に第1回を開催した。今回が7回目のイベント。今年はカンヌ市と姉妹提携25周年となっている。同実行委員会では今年から静岡日仏協会と連携し、七間町名店街とカンヌ市のメナディエ通りとの姉妹都市提携に向けた活動も展開していく。