SOLアイアーキテクト
SOLアイアーキテクト㈱(静岡市葵区追手町3-11、山本和男社長)は、Facebookとの連携により利用者の投稿や「いいね!」から個人の趣味趣向を分析し、これに適した静岡の地域情報を提供する、キュレーション型ウェブサービス『tumugu』の提供を開始した。
『tumugu』の機能は大きく分けて2つ。1つは静岡県内のイベント情報を集積すること。ビジネス、娯楽、買い物、教育、アートなど、さまざまなジャンルのイベント情報を一カ所でチェックできるウェブサービスとして機能する。
もう1つは、集積した情報を利用者個人の趣味趣向に合わせて“編集”し提供すること。キュレーション型とは収集した情報の選別や編集を行うことを示す。Facebookアカウントで『tumugu』にログインすると、これまでの投稿や「いいね!」を基に利用者の興味対象を分析し、これに合わせて配信するイベント情報の種類や優先度などを“編集”する。『tumugu』側にもデータは蓄積され、利用するごとに利用者の情報が増え、“編集”精度が増していくこととなる。
ここで核となる技術が「言語解析」。投稿内容から単語の構成情報を解析し、キュレーションに活用できる属性情報へと転換していく技術は、ビッグデータの解析技術として今後活用可能性の大きいものとなる。
「今後は属性に合わせた関連情報の提供、例えば“美術館情報に興味のあるユーザーにはこのジャンルの書籍がオススメです”といった情報提供にも機能を拡大していきたい」と山本社長は『tumugu』の先を見据えている。
『tumugu』は現在iPhone/iPadアプリ及びスマートフォンサイトにて利用可能。
なお、同社では事業拡大につきエンジニアとデザイナーを募集中。詳細は同社まで。
問い合わせ、054・275・0888