カラオケ店向けフロントPOSシステム“スーパースター”で業界ナンバーワンのシェアを持つPOSシステムメーカーの㈱スターランド(藤枝市青木3─14─1、樽井勉社長)は、多国言語に対応した“セルフ精算機”をこのほど開発した。慢性的な人手不足からカラオケや飲食の業界が外国人スタッフを雇い入れる傾向が加速していることや、2020年の東京五輪に向け増加しているインバウンドに対応した。8月30日から3日間、東京ビッグサイトで開催される外食産業の大規模商談展示会“外食ビジネスウィーク2016”に、新型精算機を含めた省力化システムを出展し、焼き鳥や焼き肉などの飲食店チェーンやホテル・旅館、健康ランドなどの温浴施設を運営する企業などにアピールする。
高齢者でもすぐに操作できるフロントPOSシステムと、セルフオーダー端末を組み合わせたスーパースターは、大幅な業務効率の向上と売上アップに加えて、従業員の不正行為防止にも大きな効果があることから大手カラオケチェーンを中心に導入企業が続出。現在では全国3000を超える施設に導入されている同社システムのうち、800店舗以上でセルフオーダーシステムが導入されている。こうした実績から、セルフ精算機を接続、さらに“入退場ゲート”を連動させたセットを提案、レジャー・アミューズメント施設などからの引き合いも増えている。
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