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【静岡建設業協会】リオ五輪で日本柔道の復活をけん引した全日本柔道男子監督井上康生氏招き記念講演

2016/09/06 [09月05日号掲載]

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 一般社団法人静岡建設業協会(事務局=静岡市駿河区八幡2─4─16、市川照会長)が創立70周年を迎えた。10月27日、静岡市葵区にあるしずぎんユーフォニアで、リオデジャネイロ五輪で男子柔道の復活を遂げる原動力となった全日本柔道男子監督・井上康生氏を招いて70周年記念講演会を開く。入場無料。講演は15時~17時(開場は14時20分)。井上氏が「私の柔道哲学」をテーマに語る。

 ロンドン五輪で史上初の金メダルなしの屈辱にまみれた日本男子柔道。リオ五輪に向けて、井上監督が再建を託された。その結果、リオ五輪で男子柔道は金2銀1銅4の計7個と全階級でメダルを獲得し、前回ロンドン大会の銀2銅2や前々回北京大会の金2から大きく飛躍した。井上氏の座右の銘は「初心」。常に心に大事に留めている言葉だという。「全て初心に帰って頑張ってください」。これは井上氏の亡き母からの手紙に書いてあった一文で、サインにも必ず書く、母からの最後の贈り物だ。今回は、日本柔道の復活にかける思いや今回五輪に向けた取り組みなどについての話しを期待したい。

 講演を主催する静岡建設業協会は、昭和21年に前身となる「静岡土木建築請負業組合」を設立。地元建設会社を中心に組織する。地域の社会資本整備の担い手であり、地域経済の活性化と発展に欠かすことのできない存在として、安心・安全な街づくりに寄与している。主に大規模災害に備えた応急体制の整備、地元高校生のインターシップの受け入れ、河川や道路の清掃活動、建設現場の事故防止活動などを展開している。

●講演会の問い合わせは、054・287・6289