松坂屋静岡店(丹羽亨店長)は、本館1階の婦人雑貨売り場をリニューアル、10月9日にグランドオープンした。改装では、ファッションにこだわりの強い30代~50代の女性を意識した。婦人洋品の中でも脇役として目立ちにくかった“ネックウェア”にスポットを当て、セレクトショップや女性誌などで人気のアイテムの品そろえを充実するとともに、内装の色や照明、陳列の仕方などビジュアルにも工夫を凝らした。
また通路を広くして、ゆったりとショッピングが楽しめるような雰囲気づくりにも力を入れた。“シンデレラルーム”と名付けた新ゾーンも新設。女性に大人気のスキンケアブランド“ロクシタン”の妹ブランド“クヴォン・デ・ミニム”を取り入れるなど「仕事帰りについ立ち寄ってみたくなる」(同店)売り場を目指した。婦人靴売り場も、ソファや大きな鏡を配置してゆったりと買い物が楽しめる空間を演出するとともに、シューフィッターを配置するなど、カウンセリング販売に力を入れた。