志太地区を中心に活動している税理士や司法書士、行政書士、社会保険労務士など９人の専門家が集まり、それぞれが持つ専門知識を生かし合うことで複雑な相続問題を解決していこうという、士業による相続相談ネットワーク・ＳＯＮＥ“そ～ね！”が先頃藤枝市内に誕生、ＰＲ活動に力を入れている。
参加しているのは井上香織氏（藤枝市、税理士）、曽根賢氏（同、行政書士）、杉本直人氏（同、司法書士）、市川浩一朗氏（同、宅地建物取引士）、池田恵太郎氏（同、土地家屋調査士）、天野裕太郎氏（同、社会保険労務士）、鈴木智子氏（同、社会保険労務士）、大和田彩氏（静岡市葵区、弁護士）、山中敬弘氏（焼津市、司法書士）の９人。相談業務に精通した相続相談員に窓口を一本化し、内容を詳しくヒアリングした上で問題解決に必要な専門家を紹介するというのが同ネットワークの大きな特徴だ。ワンストップ対応により手続きや交渉における相談者の負担を大幅に軽減できるほか、専門家が連携することで不確かな情報を排除し、こじれることなく迅速に問題解決ができるようになるという。
代表を務める井上香織氏（藤枝市志太２─21─20、井上香織税理士事務所代表）は「専門家のもとに出向いて相談せざるを得ない今の状況は、ただでさえ不安な相談者にとって大きな負担。周囲の入れ知恵に振り回され、かえって話がこじれる場合も多い。ＳＯＮＥは、そうした方々の悩みを解決したいという思いで発足しました」と話している。なお毎月第４木曜日にはエスパルスドリームフィールド藤枝（藤枝市青葉町）で無料の個別相談会（予約制）を開催中だ。
- 問い合せ、０１２０・４２０・４２９ （井上香織事務所内）