㈱みそら(浜松市東区天龍川町536─2、塩崎明子社長)は、家族や先祖が歩んできた歴史を“家系図”にまとめて、その歴史を後世につなぐ『家系図ギフト』の提案を行う。経営者の事業引き継ぎのタイミングや、結婚・子や孫の誕生記念、家族の長寿祝いに『家宝』になると喜ばれていると言う。“家系図”をつくることによって、自分がこの世に生まれてきた役割や使命を知るきっかけになるほか、人生の道標的な要素があると塩崎さんは話す。「多くの方が戸籍や過去帳を調べることで、今からおよそ200年前の江戸時代後期を生きた先祖にまで辿りつくことができます」。経営者には、相続間のトラブルを未然に防ぐためにも親子や親族とのコミュニケーションツールとしての活用や、円満な事業承継に役立ててほしいと考えている。
『家系図ギフト』の主な内容は、戸籍調査(一系統)、家系図作成、歴史年表、写真入り家系図、戸籍調査書類一式などで、調査費込みで10万円(税別)。オプションで家系図の調査範囲を両親2人、祖父母4人、曾祖父母8人、高祖父母16人と、5代~10代さかのぼって調べることもできるほか、戸籍調査だけでも相談に応じる。自分で“家系図”をつくってみたいというニーズに応えて、定期的に家系図講座(入門&実践編)も開催している。今後は、晩婚化や少子化対策の一助になればと、学生や若い世代に向けた“家系図”講座にも力を注いでいきたいと言う。「いま、ここに私たちが生きている奇跡を実感できるのは、先祖がいたからこそ。連綿とつながる命の尊さを実感することで、子孫を残し後世につないでいくことの大切さを伝えたい。若い世代には、結婚して子どもを産み、命を育んでいくことの素晴らしさを感じてほしい。先祖が縁をつないできてくれたからこそ、いまの幸せがあることを“家系図”は教えてくれます」。ちなみに、戸籍は年々古いものから廃棄されてしまうため、戸籍だけでも早めに取得することを勧めている(misora.bizと検索)。
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