㈲静岡木工(吉田町住吉3217─1、杉本かづ行社長)は3月4日、静岡MODI(葵区御幸町6─10)1階で直営店舗『神棚の里』をリニューアルオープンした。営業時間は10時~19時30分。
本格的な神棚やデザイン神棚、お札立てを中心に、神社に関連する縁起物や雑貨を販売。またグッドデザイン賞を受賞した“かみさまのたな”に続く新作のデザイン神棚、“かみさまの線”を初披露した。“かみさまのたな”では丸みを帯びたフォルムが特徴だったが、“かみさまの線”は輪郭を直線でシンプルに構成しているため、空間を圧迫することなく暮らしとの境界線を表現している。また照明で直線部分の影が壁面に映ることで、現代のインテリアとマッチするモダンさを醸し出す。
『神棚の里』は2017年6月~18年1月に同場所で期間限定で営業していた。杉本かづ行社長は「期間限定店舗の反響が良かったため、今回はバージョンアップして常設展示という形にしました。大きな神棚を置くようにし、徐々に専門店として充実させていこうと考えています。神棚というと敷居が高く感じられがちですが、ご家庭でも“まつり”を見直して身近に感じていただけるように、神社と参拝者の間を取り持つ存在になれたらと思います。神棚に馴染みの薄い30~40代の若い世代が、お札を受けたり新築の家を建てたりしたときに、暮らしに合わせた“新しいまつり方”を提案していければ」と話す。
●問い合せ、0548・32・4138