㈱高柳製茶(牧之原市勝田2310─4、高柳敬将社長)が昨年3月に発売した“静岡 牧之原茶 深蒸しかぶせ茶”ペットボトルが2万本を達成した。大手飲料メーカーがしのぎを削るペットボトル市場の中にあっても、引き続き売れ行きが好調なことから、全国販売をスタートした。郵便局が顧客向けに配布している全国版の商品カタログのみで販売する専売商品を開発し、4月から販売をはじめた。同商品はケース売り(500㎖×24本入り)で、価格は2860円(送料・税込)。
“静岡 牧之原茶 深蒸しかぶせ茶”は、東名高速道路 牧之原サービスエリア(上)、沼津サービスエリア(上)、森サービスエリア(下)でも購入できる。大手飲料メーカーのペットボトルと比べて、500㎖で160円(税別)と少々割高だが、牧之原茶ならではの深蒸しかぶせ茶を大量に使用しているほか、原料の深蒸し茶葉は火入れの香ばしさに頼らない、緑茶本来の風味や旨味を引き出すノウハウが凝縮されており、深蒸し茶を知り尽くした同社ならではの味に仕上がっていると言う。高柳社長は「ご好評をいただいております“静岡 牧之原茶 深蒸しかぶせ茶”の旨味や品質を落とさずに、大量のロット数にも対応できる生産・販売体制を整えることができた。牧之原茶ならではの上質な味と香りを手軽に楽しむことができるほか、何よりも良質な茶葉を使っている。ペットボトル緑茶を入り口に、そこからリーフ(茶葉)、ティーバック、パウダー(粉末)など、多種多様なバリエーションを用意することで、緑茶市場の活性化につなげていきたい」と話す。
プレミアム市場を狙った高級ペットボトル緑茶飲料『静岡 牧之原茶 深蒸しかぶせ茶』プレミアムペットボトル(350㎖入り、500円)が、都内にある有名ホテルのレストランで採用されたほか、同商品の高級リーフ(茶葉)も同レストランで味わえる。
●問い合せ、0548・27・2324
http://www.makinohara-cha.com