カフェ&レンタルスペースのラ・ミニョン(島田市本通6─7814)は10月6日、2周年を迎え島田市内で記念式典を開催した。また(一社)ダイバーシティ・デザイン・ラボ(柴田弘美代表理事)と業務提携を開始。同法人が運営するコワーキングスペース『サードプレイスDラボ』(藤枝市)の島田サテライトとしてオープンした。
ラ・ミニョンのレンタルスペースは7畳の部屋に8人用のテーブルを設置。セミナーやワークショップだけでなく、会議やミーティングの利用も可能。大型テレビを置き、マッサージなどに使う施術用ベッドを無料で貸し出している。利用時間は10〜21時(カフェのみ17時まで)。定休日は月・木・第3日曜日(臨時休業あり)。Dラボ会員は現在藤枝で行っている交流会やコーチングを島田で受けられるようになる。またレンタルスペースを割引価格で利用できる。
ラ・ミニョンを運営する小澤京子さんは「利用は島田市外の人が多い。ぜひ独立を目指す人の巣立ちの場になれば」と期待する。小澤さんは7年前に事務職を辞め、次の年に耳ツボセラピストとして『サロンミニョン』を始めた。イベント出張を中心に活動していたが、出店仲間と交流する中で「ワークショップの場所が欲しい」という声を多く聞き、ラ・ミニョンを開店した。また「島田を盛り上げたい!」という気持ちから、島田を代表する観光名所“蓬莱橋”を着物で散策するイベント『着物de蓬莱橋』の事務局として活動している。
今後について小澤さんは「シャッター通りになりつつある島田商店街を活性化させたい。そのためにも島田の活性化を目指す団体や企業と連携しながら、人との出会いを楽しんで活動していきたい」と話す。また「将来は保育所とレストランの複合施設をつくり、女性の雇用創出や交流の場を生み出したい」と熱意を語る。
●問い合せ、090・7867・3377