㈱大越が、静岡市葵区昭和町5─1に建設を進めていた賃貸マンション『ゲルトルート田原』が完成した。この建物は静岡市葵区の中心市街地に位置している。通勤や公共交通のアクセスはもちろん、飲食やショッピングなど、日常生活における使い勝手も良いことから、建物の完成前の段階で入居率100%を達成した。また1階はテナントなどが入居するが、テナントのフロアも完成前に入居する店舗が全て決まったという。
『ゲルトルート田原』は10階建てで、総戸数は46戸(オーナールームを含む)。間取りの特徴としては、単身赴任や一人暮らし向けの1K・1LDK(32戸)だけでなく、潜在的なニーズがあったというファミリータイプの2LDK・3LDK(12戸)の部屋を数多く取りそろえた。生活のリズムや家族構成に配慮し、単身者向けとファミリー向けの部屋をフロアごとに分けた。
建物の企画・設計・施工は、賃貸マンションの“ユーロクラシカルデザインマンション”をブランド展開する㈱ウィズコーポレーション(静岡市葵区千代田3─11─23、小林敏宏社長)が行い、建物の企画・入居募集はエイブルネットワークの㈱山晃住宅が担当した。ウィズコーポレーションの小林社長は、「中心市街地という利便性の良さに加えて、単身者からファミリー向けまで入居者のライフスタイルに応じた間取りなど、バリエーションの豊富な設計と、静岡市内の賃貸マンションでは初となる立体駐車場を併設したことで、他社との差別化につながった」と話す。「近年、テナントビルの入居率が厳しくなっている静岡市中心市街地における今後の街づくりと、土地活用の考え方に一石を投じるような建物になるだろう」と期待を寄せる。
●問い合せ、054・200・1557 (ウィズコーポレーション)