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【いのうえ歯科】“インプラント、再生医療”のプロフェッショナルが診療する『いのうえ歯科』が開院

2019/06/20 [06月20日号掲載]

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 “インプラント、再生医療”のプロフェッショナルが診療する、いのうえ歯科(静岡市葵区西草深町35─17、井上実院長)が5月1日に開院した。静岡県内では数少ない公益社団法人日本口腔インプラント学会認定専門医や、一般社団法人日本再生医療学会認定医の資格を持つ。井上院長は、静岡市清水区出身。名古屋大学医学部付属病院歯科口腔外科で再生医療の研究、東京大学医科学研究所では厚生労働省の科学研究費で歯槽骨再生プロジェクトに携わった。外科処置を得意とする歯科口腔外科のスペシャリストだ。

 いのうえ歯科では、保険診療で行う虫歯治療や歯周病治療のほか、比較的富裕層が多く住む土地柄ということもあり、経営者などのビジネスパーソンや審美歯科に関心のある人たちを対象とした自由診療も行う。副院長の井上晶子さんは沼津市出身。両親とも歯科医師で井上院長の妻。ホワイトニングやデンタルエステなどの美容診療や歯科麻酔、小児歯科を担当。最近では増えてきた床矯正治療を行うために必要な専門知識であるインビザライン認定医。井上院長は「静岡県には歯科大学がないため、最先端の治療法などの情報が少ない。私どもではこれまでの経験やネットワークを生かして、最新の治療法を静岡の皆さまに提供していきたい」と言う。

 井上院長によると、静岡市内のデンタルクリニックでは初となるストローマン社製の歯科医療専用機器“CARES”を導入。3D光学カメラを使って口腔内を撮影し、治療したムシ歯に被せるクラウンなどを作製する。歯型を採るために使うペースト状の材料を使用しないため、嘔吐反射などで苦しんでいた人には最適な治療環境といえる。また、外観・内観ともにデザイン、設計の段階から井上夫妻が細部にわたりこだわりをもって設計に関わった。1階は保険診療を中心としたフロアで、若い子育て世代にも気兼ねなく来院してもらいたいとキッズスペースや女性用トイレも明るくポップな内装とした。2階は自由診療をメインとした完全個室のスタイリッシュな診療室となる。

●問い合せ、054・294・8020