生涯教育センター昴学園(静岡市駿河区西島、川森紀美代代表)は8月11日、グランシップで創立34周年記念発表会を開いた。大正琴や詩吟、体操など28種目に延べ220人が出場し、日ごろの稽古の成果を披露した。
昴学園は昭和60年に開校した民間では全国的にも数少ない生涯教育の場。現在は体育、文化・芸術コース合わせて27講座を開いており、幼児から90歳を超える高齢者まで数多くの方がそれぞれ好きな講座で学んでいる。例年は同学園内で発表会を行っているが、5年に一度、グランシップ中ホールという広い舞台を借り切って大発表会を行っており、今回は1年前倒しての記念発表会となった。
発表会に先立ち、衆議院議員の上川陽子氏がお祝いに駆け付け、祝辞を述べるとともに、同学園の34年間の取り組みをねぎらい、敬意を表した。
発表種目はそのほか、舞踊、コーラス、バイオリン、体操、新体操、民踊、トランポリン、フラダンス、ピアノなど。種目ごとに衣装をそろえ、それぞれが笑顔で演技した。
この日は体育や音楽部門の発表会で、絵画や書道などの文化・芸術部門は、例年6月に静岡市民ギャラリーで作品の展示会を開いている。
また、昴学園では毎年11月、チャリティバザーを行っており、収益金の一部を福祉施設などに寄付する社会貢献活動も30年以上継続している。