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【リバティー】河津町『薬師の湯』の経営を引き継ぎ、『リバティーリゾートAMAGISO ANNEX』として年内にリニューアルオープン

2019/10/05 [10月05日号掲載]

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 ㈱リバティー(静岡市駿河区稲川3─2─23、福原良佐社長)は、河津町・谷津温泉の旅館『薬師の湯』の経営を引き継ぎ、『リバティーリゾートAMAGISO ANNEX』として10月下旬にリニューアルオープンする。経営者や従業員の高齢化に加え、親族などの身内に経営を任せられる後継者がいないため、今後10年にわたってリバティーが経営する。2017年に『大滝温泉天城荘』を運営する天城自然公園㈱をリバティーが買収し、『リバティーリゾートAMAGISO』として経営再建させた手腕が高く評価された。

 毎分800ℓの温泉が沸く源泉を使った岩盤浴や、南国リゾートをイメージしたプールではダイビングライセンスが取得できる。『リバティーリゾートAMAGISO ANNEX』のプロジェクトでは宿のコンセプトから建物の外観・内装のほか、宿を運営するシミュレーションに至るまでリバティーの女性社員30人が担当した。陣頭指揮を執った経営企画室長の後藤理佐さんは、「女性活躍推進法の公布に伴い、女性が輝く社会づくりに貢献する会社でありたいと考えています。今回のプロジェクトもその一環として、本社(静岡)・郡山・前橋・松本・京都・熊本の各支店にいる女性社員とスカイプを使って会議を重ねてきました。女性社員が主体となって大きなプロジェクトを進めていくチャンスがこれまでは少なかったと思います。これを機に各々の社員が理想とする私どもにしかできないリゾート施設の運営やスタイルを追求していきたい。」と話す。

 『リバティーリゾートAMAGISO ANNEX』は、中国など海外の富裕層が憧れる清楚なリゾートホテルをイメージした。7月には市場調査などを目的に上海に出向くなど、新規事業も含め海外展開も視野に入れている。

  • 問い合せ、054・281・3931

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