ＮＰＯ法人静岡市子ども食堂ネットワークは９月11日、『駒形ＬＩＭＯＬＩＭＯ（りもりも）子ども食堂』をオープンした。子ども食堂は、子どもたちに無料もしくは低額で食事を提供する社会貢献活動だ。大人と子どもという世代を越えた交流や大人数で食事をすることを通じて、子どもたちのコミュニケーション能力を育成している。今回はビーフカレー30食を用意した。
このほどスタートした『駒形ＬＩＭＯＬＩＭＯ子ども食堂』は、㈱ＨｏＱホールディングス（静岡市駿河区南安倍３─６─30、宮崎貴久社長）の子会社である㈱スズキ販売新静岡が会場を提供し、運営費の一部を負担している。会場のスズキアリーナ静岡南安倍の店舗内ではボールプールやクライミングウォールなど子どもの遊び場『ＬＩＭＯＬＩＭＯしずおか』を無料で開放しており、１日約１００人、月平均２０００人の親子連れが訪れているという。同社では企業理念の中で〝地域社会に必要とされる存在になること〟と謳っており、今回の支援活動も社会貢献活動の一環として取り組んでいる。「当ホールディングスでは、三菱、スズキ、アウディ、キャデラック、シボレーの国内外複数のブランドを取り扱っております。スズキ車を取り扱う店舗は、他ブランドよりも商圏が狭いので、地域や地域の方々とのつながりを重視した事業に取り組んでいます。今後も、地域の方に喜んでいただける活動を続けていきます」と宮崎社長は話している。
なお、『駒形ＬＩＭＯＬＩＭＯ子ども食堂』は、毎月第２水曜日（15時30分開始）定期開催する。子どもは無料、大人（同行者）は３００円で利用することができる。
- 問い合せ、０５４・２８２・１１７１