県内の広報担当者が広報を研究するため立ち上げた任意団体、静岡広報たん(たん長、三輪早苗さん)は9月27日、静岡での広報職の確立などを目的としたイベント『Next.Project Story』を静岡市内で開催、県内で広報に携わる5人が仕事を通して感じたことなどを語った。
静岡市広報課の梅田しおりさんは、静岡市の広報誌を読む人が年々少なくなっている現状を打開するため、「は・へ・ほの法則」(はっ!とするインパクト・へ〜と分かりやすく描く・ほぉ〜という共感)などを用いて、具体例を交えた活動内容を紹介した。その他、保険営業の福嶋美幸さん、インビジョン㈱の佐々木大地さん、静岡県立大4年生の溝口篤志さん、合同会社SAZAREの高橋節子さんらが仕事に対する情熱や、出会い、歩み、失敗から得た経験、今後のビジョンなどを語った。
同イベントを企画した小長井克久さんは「会場は時に笑い、時に歓声、そして時に真剣に考える空間となりました。同イベントは5人の話し手に30人の参加者と、少人数だからこそお互いの距離をさらに近づけることができたと思います。また、話し手のプレゼンに対し参加者がレビューすることで全ての参加者の“伝える力“が向上し、広報から静岡企業の発展を後押しするきっかけになればと思っています」と話す。
来年1月には同イベント第2弾を、また5月には最も優れたプレゼンをした人を表彰する「アワード」の開催を計画している。
- 問い合せ、090・3583・3700