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【静岡農業高等学校】3年生の生徒が考案した『しぞ〜かおやき』鉄板焼甲子園連覇の偉業を達成!

2019/10/20 [10月20日号掲載]

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 静岡県立静岡農業高等学校(静岡市葵区古庄3─1─1、竹川暢昭校長)の3年生國友真奈さん、鈴木佑奈さん、竹村舞音さんが結成したチーム『POTETO(ポテト)』が、第6回鉄板焼甲子園(㈱静鉄ストア主催)で優勝した。同チームは昨年も優勝しており、大会初の連覇となった。

 鉄板焼甲子園は、静鉄ストアが年に1度開いている高校生を対象にしたレシピコンテストだ。今年は県内25校から213の応募があり、書類審査、地区予選を勝ち抜いた12校が最終選考会に臨んだ。最終選考会では、まず初めに各チームがメニューの特徴をステージ上でアピール。その後、片付けまでを90分間で行う調理タイムで勝敗を競った。「昨年の経験を生かし、今年は新たなチャレンジができました」(國友さん)。「地区予選のアドバイスをもとに、ブラッシュアップができた」(鈴木さん)と話すように、大会を通じて得られた経験も多い様子だ。POTETOが考案したのは3種類味わいが楽しめる『しぞ〜かおやき』。食感や味わい、栄養バランスなど総合的に高い評価を得た。

 静岡農業高等学校は過去6回の鉄板焼甲子園(前身のお好み焼甲子園時代も含む)で、5度の優勝を誇る強豪校だ。他の食関連大会にも積極的に参加している。國友さんは管理栄養士、鈴木さんはパティシエと将来を明確に定めている。「やりたいことにチャレンジさせてもらえることがこの学校の魅力。設備も整っているし、先生たちも応援してくれる」と声を揃えるように、充実した学校生活を送っている様子だ。「POTETOの3人は特に自主性の高い生徒です。3年間の経験を今後に生かし、各々の目標をかなえてほしい」と顧問の芝原圭教諭は話している。

  • 問い合せ、054・261・0111