㈱泰平舎（静岡市駿河区南町10─11、横川泰之社長）が運営するＨＯＴＥＬ ＣＡＰＵＳＵＬＥ ＩＮＮ ＳＨＩＺＵＯＫＡ（静岡市駿河区南町２─24）が９月20日にオープンした。再開発が目覚ましい駅南地区のなかでも、手頃な価格で宿泊できる１棟建ての“キャビン型ホテル”としてオープン前から注目されていた。オープン後は、ラグビーワールドカップや大道芸ワールドカップｉｎ静岡の影響もあって、外国人や県外から訪れる観光客を中心に連泊の予約が入り、まずは順調な滑り出しを見せた。
ホテル専用ホームページが完成。今まではインターネット上の情報やクチコミなどによる電話での予約が中心だったが、県外や海外の観光客向けなどにホームページから簡単に予約ができるよう配慮した。また、夕方や夜に道路側からホテルのエントランスを視認しやすくするために照明を増設したほか、１階ロビーのテーブルや椅子などの什器も完備されたことで、より利便性を高めた。
56室と最も部屋数の多いシングルタイプは広さ約３㎡で、幅１００㎝のベッドやスーツなどの衣類が収納できるクローゼットを配置。天井高が２ｍあるため、立って動くこともできる。また、二段ベッドタイプが５室、５階は女性専用フロアで、専用のカードキーを使ってフロアに入るシステム。１階はフロントや事務所のほか、飲料・アメニティグッズなどの自販機やイートインスペース、２〜５階が客室、６階は男性・女性専用のシャワールームも完備。宿泊料金は３６００円〜５０００円（税別）。館内着やタオル類、歯ブラシは無料。ＨＰ予約限定で連泊した日数によって割引があるプランも用意。仮眠やシャワーだけを利用できるＮａｐタイムは、３時間１０００円（税別・１時間毎に延長料金５００円がかかる）。
- 問い合せ、０５４・２８７・０５１２