㈱後継者の学校(東京都千代田区有楽町、大川原基剛社長)は、後継者の成長を通して事業承継の成功を支援する『後継者の学校・静岡校』を開校した。10月から静岡駅前会議室を会場に、事業承継と後継者が経営をするに当たって最も重要なことを学ぶ“入門講座”を開催している。次回の開催日は、来年1月18日㈯と2月1日㈯を予定。時間は両日とも、10時〜11時30分まで。受講料は1000円で、定員は10人。静岡校は東京・大阪・九州校に続いて、4校目となる
“入門講座”では、事業承継や後継者経営が失敗する理由を掘り下げながら事業承継の本質や全体像など、後継者が必ず知っておくべきことを分かりやすく解説する。主に5年以内に承継予定の後継者や事業を継いでから5年以内の後継経営者などを対象に、「やる気はあるが具体的に何をどう進めていいのか分からない」「承継や経営に対して漠然とした不安があり、それを少しでも解消したい」と考えている後継者などに積極的に参加してほしいと静岡校では呼びかけている。
同校のプログラムでは“入門講座”終了後に、後継者が自ら経営していくための“基礎”を身につける10テーマに基づく体系的集合研修プログラム『ベーシックコース』で基礎を学び、『アドバンスコース』で実践に生かす経営の技を習得し、伴走型支援の『パーソナルコース』で個別の事業活動をサポートすることで後継者の成長支援に軸足を置いた事業承継支援を行う。「次世代に事業を承継するためのお手伝いをすることで、経営者の高齢化が進み、地域経済の重要な担い手となる中小企業の廃業に歯止めをかけたい。そのためにも後継者の悩みを解決し、前向きに事業に取り組むことができる充実した支援体制を整えていきたい」。
- 問い合せ、03・6811・2528
https://www.school-k.jp