加茂国際法律事務所（加茂大樹所長）は、１月14日に名称変更（旧メイト法律事務所）し、事務所を静岡市駿河区西中原２─１─10に移転した。これまで会社員や事業主などの破産・債務整理に特化した弁護士事務所としてさまざまな案件を手がけてきた。事務所移転を機に、相続・事業承継の相談や遺産相続に関する不動産のトラブルなどの案件にも幅広く取り組んでいきたいという。
弁護士事務所を開所して４年目を迎えた。現在、日本国内の介護事業所などに向けてベトナムなどの人材を外国人技能実習生として派遣する人材ビジネスにも取り組んでいる。最近では、日本に就労している外国人からの相談案件も増えてきた。弁護士業以外の事業規模拡大を図る狙いもあり、心機一転したかったと加茂所長は話す。
今年は、新型コロナウイルスの感染拡大で影響を受けている飲食店やビジネスホテルなどサービス業からの相談案件が数多く予想される。そのため、経営難に直面している中小企業や個人事業主などから寄せられるさまざまな相談事に応えていきたいという。また、破産・債務整理の過程で他社にはない独自の技術を有する会社の情報提供や、やむなく倒産してしまった会社の優秀な人材情報を競合他社などに提供するサービスも手がけていく予定だ。
- 問い合せ、０５４・２６６・６３０３