地域情報誌などを展開する㈱しずおかオンライン（静岡市葵区追手町３─11）は、新型コロナウィルスの影響を受けて厳しい経営状況に置かれる静岡市内の飲食店を応援するSNSプロジェクト「＃静岡エール飯」をスタートしている。飲食店と市民でテイクアウト・デリバリーのムーブメントをつくりたいと考えている。
現在、外出自粛をせざるを得ないケースが増え、飲食店の経営活動に大きな影響を及ぼしている。本来であれば３〜４月は、多くの飲食店で送別会・歓迎会が開催される繁忙期であった。しかし宴会・会議、イベントの開催の自粛などによりキャンセルが相次ぎ、地域の飲食店は売り上げ減少の現実に悲鳴を上げている。こうした中、同社が運営する地域媒体womoが「今、できることをしよう」という思いで特設ページを開設した。
「テイクアウトで飲食店を応援しよう！＃（ハッシュタグ）キャンペーン」を展開する。新型コロナウィルスは、閉鎖した空間・近距離での多人数の会話で感染リスクが高まると言われており、飲食店が積極的に店舗への呼び込みができないのが現状だ。そこでテイクアウト・デリバリーのPR展開を後押しする。テイクアウトやデリバリーなら気兼ねなく、お店の味を自宅で堪能できる。
投稿の流れとして、まず静岡市民がテイクアウト・デリバリーした料理を「＃静岡エール飯」をつけてSNSに投稿する。また、飲食店はテイクアウト・デリバリーが可能な商品を「＃静岡エール飯」をつけてSNSに投稿、そうすることで、テイクアウト・デリバリームーブメントを創り、飲食店を応援する。同社は「これを機にテイクアウトサービスを立ち上げることをご検討ください」と語る。
- 問い合せ、０５４・２７５・３３３０