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【潮宝食品】焼き魚の美味しさを手軽に味わえる『焼さばフレーク缶詰』を新発売

2020/05/05 [05月05日号掲載]

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 潮宝食品㈱(静岡市葵区流通センター5─6、小倉圭太郎社長)は4月15日、『焼さばフレーク缶詰』を新発売した。同社は、総合食品問屋の小倉屋㈱(同)のグループ会社。300アイテムに及ぶ自社ブランド商品などを中心に提携企業の食品販売を手がけている。

 このほど発売した『焼さばフレーク缶詰』は、その名の通り、サバの麹漬けを焼きほぐした身が入った缶詰だ。骨や皮を丁寧に取り除き、竹焼塩や駿河湾深層水で味を調整。常温でも美味しく食べられるように、焼き魚ならではの香ばしさやしっとりとした食感、味付けにこだわった。「静岡市産学交流センターが主催する『静岡おみやプロジェクト』に参加し、専門家のアドバイスを受けながら、商品開発を進めました」(小倉屋㈱潮宝事業部・大石雅也部長)。

 お土産用の商品として開発を進めてきたが、試食会ではバイヤーから〝総菜やおつまみにも最適〟〝業務用にも使える仕上がり〟など高評価を得ていた。「魚が食卓に並ぶ機会が少なくなっている中、手間をかけずに焼き魚が味わえる商品として開発を進めてきました。共働きなど仕事の関係でお料理にかける時間が少ないとお困りの方、家でお留守番をしているお子さまもフタを開けるだけで味わっていただければと考えております」。

 小倉社長は、「おみやプロジェクトを通じて、商品開発のプロセスを学ぶことができました。今回の経験やノウハウを自社はもちろん、お取引先企業さまにもフィードバックし、よりよい商品をお客さまにお届けしていきたい」と話している。

  • 問い合せ、054・263・2581