静岡のプロバスケットボールチームを運営する㈱VELTEX(ヴェルテックス)スポーツエンタープライズ(静岡市葵区追手町9─28、松永康太社長)は9月26日、静岡市葵区のナナクレマホールで第1回目となる人材交流・学習サロン「WELTEX WAKWAK SALON(ワクワクサロン)」を開いた。ヴェルテックスのパートナー企業の経営者やビジネスマン、県内の大学生ら約40人が参加した。
パートナー企業の新たな出会いや気づきの場として立ち上げたサロン。「セミナー」「ワークショップ」「交流会」を組み合わせた。バスケットボールチームの応援団の枠を超えた場を設け、さらに県内の大学生にも参加をしてもらうことで、企業・大学生を対象にした「事業共創人材改革」につなげていきたいと考えている。
サロンのゲストに招かれたのは、「つくる人を増やす」を理念に掲げる面白法人カヤック(鎌倉市)人事部の田中彬士氏。田中氏はブレスト(複数人で考えをひねって、出し合って、新しい発想、斬新なアイデアを発見する方法)について「失敗を許容する文化をつくること、参加者が失敗という思い込みから脱することが大切です。それには何を言っても大丈夫な安全な(否定しない)場を皆でつくることです。むしろ一人が出した意見に必死に乗っかることを繰りかえすことです」と解説した。ブレストワークショップでは「シズオカ×ワクワク」をテーマに静岡の未来を語り合い、活発な意見交換が行われた。
松永社長は「こうしたサロンを重ねて、アウトプット(新商品開発など)する場を設けたいと思っています。今日は、皆さんとワクワクしながら、静岡について語り合えたことができて、とてもうれしい」と語った。
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