ナノキシー合同会社(静岡市清水区辻1─7─9、秋山祐代表)が施工展開する「ナノゾーンコート」。これに使用している可視光応答光触媒『ナノゾーンソリューション』が、「新型コロナウイルス」(SARS─CoV─2)に対する光触媒の有効性実験において、細胞核(RNA)まで分解することが証明された。同工法の販売元である一般社団法人 未来環境促進協会(本社:大阪市中央区)が認定特定非営利活動法人バイオメディカルサイエンス研究会の協力のもと、10月26日に報告書を取得した。これまでも武漢で発生したウイルスを培養した同様の実験はあったが、日本国内の環境中に存在する「新型コロナウイルス」(SARS─CoV─2)を使用した試験は、世界初。わずか30分で検出限界以下まで分解したことがわかった。
「ナノゾーンコート」は、光触媒コーティングで抗ウイルスなどの効果を得られる吹き付け材。一度吹き付けるだけで施工面が世界最小2ナノサイズの酸化チタンで光触媒コーティングされ、抗ウイルスをはじめ抗菌、花粉分解、消臭、防汚などさまざまな効果の長期持続が期待できる。また施工面に質感や色味の変化がなく、環境と人体にやさしい。可視光応答光触媒『ナノゾーンソリューション』に使用している2ナノサイズの酸化チタンは、バインダーを使わず自力で分子間結合し、結合後は素材が摩耗しない限り剥がれることがないため、効果が長く持続するという。また、太陽光のない、室内の微弱な蛍光灯や一瞬の光でも効果を発揮するため、総合病院や公共交通機関、教育施設や一般家庭などの屋内施設に導入されている。
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