ファシル㈱(静岡県駿河区、八木法明社長)が販売している、企業・官公庁向けの災害備蓄品「備蓄deポンチョ」が、コロナ禍で災害用備蓄が見直されている今、再注目を浴びている。2019年の発売当初比で2倍に売り上げを伸ばしている。
「備蓄deポンチョ」は、低コストかつ省スペースで、防寒対策・トイレの目隠し・レインウェアと3WAYで使える、毛布より手軽で、機能的な新発想の防寒対策アイテム。一般的な圧縮毛布より手コスト・省スペースで手軽に備蓄が可能だ。また、一般的なアルミブランケットより丈夫でしなやかな素材を使用しているため、カサカサ音が少なく、さらに緊急時の救助の目印になるようレスキューカラーのオレンジ色を採用している。災害時や野外での防寒対策として、撥水・軽量素材のレインウェアとして、災害時や野外でのトイレや着替えの目隠しとして使用できる。
同社は「一般的な圧縮毛布を1000人分揃えようとすると約500万円かかりますが、備蓄deポンチョなら6分の1の約78万円です。コストを抑えることがき、経費削減につながります。さらに、一般的な圧縮毛布を1000人分備蓄する場合、備蓄deポンチョの容積は10分の1に抑えされます。高機能で、低コスト・省スペースの新発想の防災対策は、宿泊施設・公共施設・工場・避難所・オフィスやマンション・病院など幅広いシーンにマッチします」と語る。
備蓄deポンチョのサイズは、12・5㎝×8㎝×2㎝(畳んだ状態)、重量80g。50人分だとサイズは35・7㎝×28・7㎝×14・4㎝、重量は約4・3㎏、50人分の販売価格は3万9000円(税別)となる。