静岡新聞社グループの㈱トムス（静岡市駿河区登呂３─１─１静岡新聞放送会館13階、川端浩之社長）は２月１日、地方企業のデータ活用を支援するサービスサイト『Ｄａｔａ ｌａｂ』を開設した。
『Ｄａｔａ ｌａｂ』が提供する主なサービスは、①Ｇｏｏｇｌｅ社が提供する『Ｇｏｏｇｌｅデータポータル』の目的別テンプレートの無料提供②データのカスタマイズ・コンサルティング支援だ。「Ｇｏｏｇｌｅデータポータルは、Ｇｏｏｇｌｅ社が無償で提供しているダッシュボード作成・データビジュアライズ（可視化）ツールです。Ｇｏｏｇｌｅアナリティクス（Ｗｅｂアクセス解析サービス）やＧｏｏｇｌｅ Ａｄｓ（広告出稿サービス）、Ｇｏｏｇｌｅ スプレッドシート、ＥｘｃｅｌやＣＳＶデータに接続し、表やグラフを作成できます。それらのデータを可視化、関係者に共有することで、レポートをリアルタイムに確認することが可能です」（トムスＷｅｂマーケティングチーム荒木健太氏）。
荒木氏によると『データポータル』は、「数値データを利用した定期レポートを手作業で作成している方や月々・日々データが蓄積していて、その動きや傾向を可視化したい方、現在『Ｅｘｃｅｌ』で数値データを管理していて、それを社内で共有している方などに向いているサービス」だという。そのほかデータをカスタマイズする有料サービスも用意しており、同社では、「資料作成の時間を短縮することで、クリエイティブな業務に取り組む時間を作ることができる働き方改革を支援していきたい」と話している。
- 問い合せ、０５４・２０１・９３２３