古紙リサイクル業の㈱開発紙業(静岡市葵区川合3―20―43、木下廣海社長)は、『にゃんこBOX』を新発売した。
〝テレワークを支援〟と銘打った『にゃんこBOX』は、その名の通り、ネコとともに暮らす在宅勤務者のために開発された商品だ。木下草介営業部長によると、「在宅勤務をしている知人から、仕事中にパソコンにのかってくるなど、邪魔をされて集中できない」という相談を受け、商品化を思いついたという。「ネコはもともと、狭い場所が大好きです。試しにパソコンのそばに段ボールを置いて、作業をしたところその中に入り大人しくしていました。コロナ禍で、テレワークが増え、ほかにも困っている人が大勢いると思います。でも、その人たちはネコも大好きなはずです。そうした人たちの悩みを一つでも多く解決できたら嬉しいですね」。
商品は、『にゃんこBOX3枚セット(長さ370mm×幅280mm×高さ125mm)』(中敷き3枚付)、1419円(税抜)。不要となった場合は、資源ごみとしてリサイクルできる。箱の外装は肉球やキーボード、中敷きには猫じゃらしや蝶などのデザインを施し、見た目も楽しくした。
『にゃんこBOX』を紹介するテレビ番組を見た人から「家族のように過ごしてきたネコが亡くなるかもしれない」という問い合わせがあり、ネコのお見送り箱も試作した。「世の中のこまりごとを解決する商品開発にも力を入れていきたい」と木下部長は話している。
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