㈱天神屋（静岡市駿河区曲金５—１—１、有田一喜社長）は、静岡のソウルフード〝黒はんぺん〟を使用した商品を発売した。天神屋全店で販売するほか、３ケース（１ケース20個入り）単位での卸販売も対応している。発売したのは次の２商品。
いわし丸ごとセメントカレー
黒はんぺんの原料である〝いわし〟とスパイスが絶妙にマッチした新しいカレーを発売。カツカレーのジャイアン（静岡市）監修のもと、１年の歳月をかけ濃厚な魚介の風味あるスパイスカレーに仕上げた。黒はんぺんに形成される前の、どろどろした状態のいわしのすり身と８種のスパイス（コリアンダー、ターメリック、チリパウダー、イカスミパウダー、シナモン、クローブ、クミン、ローリエスパイス）で煮込み、パンチある中辛となっている。カレー全体が灰色がかっていることから〝セメントカレー〟と名付けた。価格は５４０円（税込）。
黒はんぺんの炊き込みご飯の素
炊飯時に入れるだけで、黒はんぺんの炊き込みご飯ができる。それぞれの味を生かすため、中身は黒はんぺんと特製だし醤油のみ。シンプルながらも奥深く、やさしい味わいとなっている。創業当時から続く「とりめしむすび」など、炊き込みご飯の人気があったこともあり、静岡ならではの炊き込みご飯を提供するため開発した。価格は４９８円（税込）。
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