静岡鉄道㈱(静岡市葵区鷹匠1—1—1、川井敏行社長)は、静岡市コ・クリエーションスペース(静岡市葵区御幸町3—21ペガサート7階)を8月2日にオープンした。
静岡市コ・クリエーションスペースは、静岡鉄道が静岡市から委託を受け運営するオープンイノベーション施設だ。市内企業や首都圏企業、学生、行政などが一体となり、コミュニケーションやスキルアップ、パートナー探しなどを通じて、ビジネスのオープンイノベーションを生み出す場を提供している。
施設内はキャンプ場をモチーフにした装飾を施した。床に芝生を敷き詰め、フリーサイト(テーブル席)のほか焚火サイトやテントサイトなどユニークなミーティングスペースも設けている。「焚火サイトは円座のミーティング席です。上座下座が無いので、フラットな意見交換ができます。テントサイトはテント内でリラックスしながら打ち合わせをすることができます」(静岡鉄道㈱不動産ソリューション事業部・大村光一郎課長)。そのほかWi—Fiや充電設備、モニタ、ホワイトボード、スクリーン、プロジェクタも完備しており、セミナーや勉強会などを行うこともできる。「人的交流の促進や人と人がつながる場を創出することが施設の運営目的。気軽に話かけたり、自由な意見交換したりする場として活用してほしい。その結果として静岡市で新規事業を立ち上げたい、静岡市の企業とコラボしたい、静岡市で働きたい…という人が増えてくれればと考えております」(静岡市・長島治雄中小企業支援係長)。
営業時間は月〜土曜日の10時〜18時。休館日は日曜・祝日・年末年始。利用には会員登録が必要(無料)。会員登録は、静岡市コ・クリエーションスペースのホームページか同施設受付で手続きを行うことができる。
- 問い合せ、070・7426・4555