型にはまらない自由なスタイルで書く筆文字教室を運営する彩(いろ)むすび書(焼津市田尻喜多380—1、守屋真紀子代表)は、「企業筆文字研修」を行っている。
会社員として働きながら3人の子どもを育ててきた守屋代表は、趣味で通い始めた筆文字教室をきっかけに、子どもとの向き合い方や人生を見つめ直し、2018年に開業した。焼津市を中心に県内の飲食店やレンタルスペース、寺院などで教室を開催するほか、日本全国やハワイなどにもオンライン教室の受講者がいる。
教室では、カラフルな筆ペンを使って自由な発想で文字を書き、書き手となる自分の個性を文字にして表現することや贈る相手への思いを形にしていく。主婦や育児中の母親、経営者、ビジネスマンなどに「新しい発想が生まれる」「集中できる」「楽しい」と好評だ。守屋代表は「私は以前、絵も字を書くのも苦手でセンスがないと思っていました。そんな私でも楽しく、自分の書いた文字を始めて好きになれました。この感動を1人でも多くの方に体感してほしい」と話す。
企業筆文字研修では、サンクスカードやDM、年賀状や暑中見舞いなど季節の挨拶状に印象に残るメッセージを贈りたいと考えている企業に対し、出張またはオンラインで制作をサポートする。「心に残るお礼のハガキを書けるようになります。人数や時間、内容などご相談ください」。
- 問い合せ、080・9723・5817