杉山整体(静岡市清水区千歳町5─1新清水ハイツ1Fテナント、杉山英邦代表)は昨年7月にオープンした。静岡市内で唯一、手技+電流で「筋膜・深層部の筋肉・神経・ツボ」にアプローチして、長年ロックされている筋肉を緩めるという独特な施術を行う。「一度で改善、通わせない!!」をモットーとしている。代表の杉山氏は、自宅で15年間以上の経験を積み、満を持して開業した。人は彼のことを「ゴッドハンド院長」と呼ぶ。身体の「コリ・痛み・不調を短時間で改善する」と口コミで広がり、交通事故の後遺症に悩む人やギックリ腰の短期改善などにも定評がある。
杉山氏は埼玉県草加市出身。都内の専門学校卒業後にゲーム会社大手の㈱セガに就職する。ある時、「手に職をつけたい」と父親の紹介で野田幸造氏に出会う。野田氏は中国で習得した気功医療を加味した新療法を研究開発し「触気功」を創出した。施術者が相手の体に触れて、気を送り、施術をする方法だが、その中の一つの施術法として、「電気気功」が位置する。野田氏は「病は自分で治すもの」と考え、その手助けをする施術を目指していたという。杉山氏は、野田氏の「最後の弟子」として学びサラリーマンの傍ら、自宅で施術を行う。
8年前に妻の実家である清水区庵原のみかん農家に婿入りし、主に地域の人を対象に施術を行ってきたが、周囲から「ゴッドハンド」と呼ばれるようになった。杉山氏は「筋肉を緩めれば血流がよくなり、全身に酸素が行きわたります。そうすると自然治癒力にスイッチが入るのです。自律神経や脳にもアプローチすることができ、原因がわからない不調にも有効です。心の病や交通事故の後遺症に悩む人、また介護職など身体を酷使する人の助けになりたい」と杉山氏は語る。
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