バイソントレーニングジム（静岡市駿河区小鹿１─54─59）のパーソナルトレーナーである古志啓司氏は全日本ボディビル選手権大会クラス別チャンピオンの実績を持つ名ボディビルダーだ。東京を中心に活動し大手メディアにも数多く出演するなど、業界での知名度も高い。昨年12月、妻でモデルとして活躍する磨世（まよ）さんの実家である同ジムに所属し、トレーナー業をスタートした。
古志氏は「元気に美しく在るためには筋力アップは欠かせません。フィットネス、トレーニングを生活の一部に取り入れることが、結果として健康経営につながり、ビジネスにも好影響をもたらします。筋肉は裏切りません」と語る。また、これまでの実績を生かし、トレーニングやサプリメント、たんばく質・アミノ酸の摂り方など、企業向けのセミナーなども行っている。
鳥取県出身の古志氏は、小学生から熱心な野球少年だった。１５７㎝という小柄な体格をカバーするため高校時代から筋トレに励むようになる。そこで「正しい筋トレは、素直に結果がついてくる」ことを体感するようになった。大学卒業後、２００７年に大手フィットネスクラブに就職。ここで初めてボディビルと出会う。仕事では14年間、サプリメントやフィットネス商品の企画開発、トレーニング指導・栄養セミナーの講師・新入社員の研修などに従事。一方、ボディビルは入社後して間もない08年にデビュー。２０１４年には体重別の全日本チャンピオン、翌15年にはアジア選手権４位に入賞した。
「スポーツをしていなくても、身体は常に活動しています。言わば筋肉は自分を生かし動かすエンジンのようなものです。トレーニングの仕方は人それぞれです。自分の身体と真剣に向き合うお手伝いができればと思います」。
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