アイカワ㈱（静岡市葵区南安倍1─３─12相川賀秀社長）は今年11月に創業63年を迎えた老舗ガソリンスタンド。創業当初はプロパンガス販売会社を、高度成長期に入りガソリンスタンドを始めた。取り扱う商品は石油製品をはじめとするエネルギー、ドライアイス、カーライフや介護事業等と現在では多岐にわたっている。
そんな同社が近年になり展開している「キーパー（ＫｅｅＰｅｒ）®」は、クルマの塗装そのものが持っている本質的な輝きを引き出し、クルマの価値そのものを保たせるコーティング技術。新車にコーティングをかけると新車よりもっと光り、すでに乗っている愛車も新車のようによみがえり、花粉黄砂被害からも避けられる。ガラス被膜+レジン被膜の２層構造で独特の深いツヤがでる「ダイヤモンドキーパー」と見えない所まで究極なコーティングをし、強いツヤと存在感がでる「クリスタルキーパー」（アイカワオリジナルセット）が好評だ。
アメリカ合衆国カルフォルニア大学サンディエゴ校でビジネスマーケティングを学び、２０１５年に同社に入社した相川卓哉専務は「ガソリンスタンドには“ありがとう”と言われる商品がもっと必要だと考えました。喜ばれる商品とは何か。普段の洗車に派生させてキーパーを発展させたい」と語る。
他店と差別化をはかるため、多数のクルマを裁くより、1台のクルマに丁寧に向き合うためにカーコーティング技術認定技術者育成に力を入れている。「お客様に喜んでいただけるカーライフをトータルサポートしたい」と話す。キーパーは静岡市内の同社５店舗で取り扱っている。
- 問い合せ、０５４・２５５・７０２４