藤枝事務器商会（藤枝市緑町２─２─８、村松良隆社長）は、創立70周年を迎えた。学校を対象にした文具の二次問屋として始まり、その後事務機器・文具・雑貨の卸と小売り、そして、３代目社長の村松良隆氏はそれらに加え「JIMUKI」の屋号で、主にリフォーム・リノベーションによるオフィスデザインを展開している。そのデザイン性が評判をよび、受注も順調に推移している。
３年前に自社をフルリフォームした。オフィス家具を扱うプロだからこそわかる快適なオフィスの動線、効果的な間接照明、皆が気軽に集うフリースペースも設けた。「リフォーム後、それに合わせてホームページを作り直し、自社の内装の写真を載せたところ、当社の採用に応募が増加した。社内の雰囲気もガラリと変わり、当社が次の時代に向けて新たなスタートを切ったと感じてくれていると思います」と村松社長は語る。「会社のコンセプトである『働くを自由に。楽しく。かっこよく。』をまず自らが実践することで自信を持ってお客様に提案できるようになりました。皆さまに、１日の大半を過ごすオフィスが快適な空間となるようお手伝いをしたいと思います」と加える。
オフィスデザインを手掛けてから、これまでの展開してきたOA機器を中心とした働き方の提案やシステムデザインにも相乗効果をもたらしている。村松社長は「会社が70年続いたのは、先代社長、先輩社員、地域の皆さまに支えられたおかげだと思っています。今後は東京オフィスをかまえ、さらに働きやすいオフィス空間をデザインしたいとおもいます」と今後の抱負を述べた。
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