村田ボーリング技研㈱（静岡市駿河区北丸子１—30—45、村田光生社長）は、『第12回「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞』の審査委員会特別賞を受賞した。
『第12回「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞』は、〝人を大切にする経営〟を実践している企業を表彰する制度だ。同賞が定める人とは、①従業員とその家族②外注先・仕入れ先③顧客④地域社会⑤株主—の５者を示している。さらに過去５年以上に渡って①希望退職者の募集や人員整理をしていない②重大な労働災害を発生させていない③一方的なコストダウンなど理不尽な取り引きを強要していない④障がい者の雇用率が法定雇用率以上である⑤営業黒字で納税責任を果たしている⑥下請代金支払遅延等防止法令等の法令違反がない—という六つの条件を満たす企業が応募資格を得ることができる。
主催者発表によると今回は１６８社の応募があり１次〜３次審査を経て各賞を受賞したのは28社。第１〜12回までの累計受賞企業は１８８社となっている。村田ボーリング技研は静岡県内で10番目、静岡市では初の受賞企業になったという。
村田ボーリング技研では、社員の福利厚生に力を入れている。社員とその家族に対して生命保険やがん保険に会社の費用負担で加入。さらに非常用持ち出し袋（防災セット）を家族分支給。一昨年、昨年末には安倍川河川敷で２０００発の花火を上げるなど、地域の人たちにも喜んでもらえるような活動に取り組んでいる。「〝村田ボーリング技研は、社員とその家族、そして取り巻く全ての人々の安心と幸福を実現するために存在している〟という理念のもと、社員に喜んでもらえることを今後も積極的に取り入れていきます」と村田社長は話している。