静岡の企業情報

ビジネス法務

2020/04/05

私はアパート経営をしています。高齢になってきたので施設への入所を考えています。娘と息子がおり、将来のアパートの管理が心配です。何か方法はありませんか。

アパート及び金銭を信託財産として民事信託(家族信託)を検討してみましょう。民事信託はさまざまな場面で活用できますが、認知症対策として活用する方も多いです。&nb...

[04月05日号掲載]

2020/03/05

2020/02/05

会社が所有する土地の一部に下記の古い抵当権が付いたままになってしまっているのですが、どうすればよいでしょうか?登記原因/明治33年12月1日金円借用証書同日設定 債権額/金1000円 利息/年1割 抵当権者/焼津市城之腰351番地 株式会社燒津銀行

ご質問における株式会社燒津銀行(以下、「燒津銀行」という。)は、株式会社明治銀行(以下、「明治銀行」という。)に合併され、明治銀行は商号変更を経た後、既に解散済...

[02月05日号掲載]

2019/12/05

2019/11/05

私は、自身が経営する会社を、現在手伝ってくれている長男に継がせたいと思っています。そのために、生前対策をしておこうかと思っています。よく遺留分に配慮した生前対策をと言われますが、今回の相続法の改正で、遺留分に関する規定が改正されたと聞きました。どのような改正ですか?

①遺留分権利者は、遺贈や生前贈与により財産を取得した人に対し、遺留分侵害額に相当する金銭の支払いを請求できるようになりました。②相続人に対する贈与については、原...

[11月05日号掲載]

2019/10/05

2019/08/05

2019/07/05

父が6月に亡くなりました。相続人は母と私と弟です。父の遺産は、自宅不動産、預貯金などです。早急に、遺産である預貯金から父の葬儀費用と母の生活費を支出したいのですが、弟が遺産分割協議に応じません。どうしたらよいでしょうか。

A 相続法改正により、2019年7月1日から、遺産分割前の預貯金払戻しの制度が始まりました。これには①家庭裁判所の判断を経ない預貯金払戻しの制度と②家庭裁...

[07月05日号掲載]

2019/06/05

2019/03/05

当社の役員が借金を滞納しているらしく、裁判所から「役員報酬を差し押さえる」という内容の書類が届きましたが、彼の生活も守ってあげたいと思います。差押えができるのは手取額の4分の1と聞いていますので、残りは支払ってあげてもよいでしょうか。

役員報酬については、所得税、住民税、社会保険料(以下「法定控除額」といいます。)を控除した額(以下「手取額」といいます。)の全額が差押えの対象となりますので...

[03月05日号掲載]