港町・焼津で、いま注目を集めている『焼津PORTERS』。漁具倉庫をリノベーションした同施設で、ホテルの整備と開業後の運営を担うのが、東京と横浜に拠点を構えるスマートホテルソリューションズだ。民泊事業を手がける中で労働集約型の仕組みに疑問を抱き、地方に残る日本の精神文化の源泉に興味を持った高志保氏は、“人間らしくいるためのITやDX”で宿泊管理の省力化を図り、人の情熱で動かす地方創生にあたっている。

 

■略歴

高志保 博孝(たかしほ ひろたか)

1976年5月2日、奈良県生まれ。県立奈良高等学校、大阪大学大学院卒業。2002年4月リーマン・ブラザーズ証券に入社し、金利デリバティブトレーダーに従事。退職後は不動産投資事業に注力すると同時に新規事業を開拓。2014年に民泊運営を開始し、2018年bnb plusを設立。2020年にはスマートホテルソリューションズに社名変更。自社開発による宿泊業務管理システムの販売や観光地への導入拡大をはかる。趣味は、ゴルフと神社めぐり。

 

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