世界規模の気候変動リスクが叫ばれる現代では、経済活動においても環境問題を抜きにしては語れない。しかし、多くの中小企業経営者は、具体的な対策や貢献の青写真を描くのも難しいと考えているのではないだろうか。一般社団法人静岡県環境資源協会会長の平井一之氏は、これからの企業経営には、環境と経済の両立が求められるという。脱炭素やSDGsに関わる取り組みで課題となる点や、理想とするリーダー像について話を伺った。

 

■略歴

平井 一之(ひらい かずゆき)

1951年6月27日、沼津市生まれ。3歳から藤枝市で育つ。大学院修了後、1977年に(社)静岡県産業公害防止協会(現・静岡県環境資源協会)に就職。2010年、専務理事に就任。2023年7月より現職。大学の非常勤講師や県内市町の環境審議会代表などを歴任する。プライベートでは2匹のボーダーコリーを飼い、ドッグ・アジリティに参加する愛犬と妻を応援する。休日に妻と楽しむゴルフや映画がなによりのリフレッシュ。

 

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