「信用と実行」を理念に掲げて事業を拡大してきた100年企業、㈱稲葉商店。建設資材の販売と建設物の内外装工事分野等で、静岡県内におけるトップランナーだ。さまざまな要因で取り巻く環境がめまぐるしく変わる中、代表取締役に就任した稲葉貴文氏は、創業から培われてきたノウハウをさらに磨き、時代に対応する企業体質の構築を目指す。会社の成長戦略、地域貢献への思いを伺った。

 

 

■略歴

稲葉 貴文(いなば たかふみ)

1976年10月1日、静岡市清水区生まれ。静大附属静岡中学校、県立清水東高校卒業。東北大学工学部、大学院修了。2001年、NEC㈱の半導体グループに入社し半導体の設計に従事。2010年12月、静岡市にUターンし㈱稲葉商店に入社。セメント生コン部、建築建材部を経験し、2020年常務取締役。2022年11月25日より現職。趣味はゴルフ。特に藤枝ゴルフクラブでのプレーを好む。プライベートでは三児の父。