2024年、静岡市を本拠地とする初のプロ野球球団「くふうハヤテベンチャーズ静岡」がいよいよ始動した。参加するNPBファームリーグのウエスタン・リーグは3月15日に開幕、チームは、将来セ・リーグ、パ・リーグで活躍する選手の育成と強いチームづくりの両立、そして10月のファーム日本選手権を目指しシーズンを戦い抜く。“サッカー王国”という枕詞が付く静岡だが、野球との親和性も高いという球団社長の池田省吾氏に、地域に対する、また球団運営に臨む思いを伺った。

 

■略歴

池田 省吾(いけだ しょうご)

1974年10月5日、宮崎市生まれ。桃山学院大学社会学部卒業後、スポーツ新聞の契約記者などの仕事で留学費用を貯め渡米し、スポーツマネジメントを学ぶ。帰国後は、四国アイランドリーグ(現四国アイランドリーグplus)の運営、ゴルフ業界のマーケティング業務を経験。2022年12月から、ハヤテ233㈱設立と新球団の発足準備に携わる。2023年11月、球団社長に就任。2人の子どもと遊ぶ時間でリフレッシュする。