2022年4月、久能山東照宮の宮司に就任した姫岡恭彦氏。大学卒業後、神職見習いからずっと久能山東照宮に奉職し続け、まったくなじみのなかった静岡での生活も44年を迎えた。今ではすっかり“静岡人”でありながら、外からの視点も持ち合わせている姫岡氏。宮司として静岡の活性化に貢献する思いを伺った。

 

■略歴

姫岡 恭彦(ひめおか やすひこ)

1958年2月22日生まれ。東京都出身。1980年3月、國學院大學文学部神道学科卒業。同年4月以降、久能山東照宮に奉職。1981年3月31日、権禰宜に。2011年、禰宜を経て、権宮司。2012年8月1日より久能山東照宮博物館副館長も兼任。2022年4月1日、久能山東照宮宮司となり現在に至る。